パトロール「意味ない」警官処分は正当か?

◇交番勤務でパトロールなど「意味がない」と拒否

 警察官にふさわしくないとして、大阪府警は25日、港署地域課所属の男性巡査長(38)を分限免職処分とした。交番勤務でパトロールや交番前に立つ仕事などを「自分のエネルギーの量は決まっている」「意味がない」と拒否したり、命令に背いて事件現場から離れたりする行為を繰り返したという。

 府警によると、記録が残る1966年以降、病気や失踪を理由にした分限免職処分は22件あるが、適格性を欠くとされたのは初めて。

Dメニューニュースより

http://topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/nation/709/5d0da55035b7f9966f5f9553d18b5fb2

大阪府警で、警察官にふさわしくないとして、このたび「分限免職処分」として発表された。

交番勤務でパトロールや交番前に立つ仕事などを

「自分のエネルギーの量は決まっている」

「意味がない」

と拒否したり、命令に背いて事件現場から離れたりする行為を繰り返したということだ。

なかなか珍しい。

発言と行動を起こした警官の立場から、また警察組織の立場からの視点をmてみよう。

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「意味ない」発言の警官からすれば


大阪府警の警察官は38歳。

経験で言えば中堅の立場であろう。

「意味がない。」

「自分のエネルギーの量は決まっている」

交番勤務でパトロールや交番前に立つ仕事についてこのような発言は前代未聞かも

しれない「公の場所」でいえば

発言をするには勇気と不満に対するエネルギーが必要だ。

交番勤務は地域で起こる事件などに対して迅速に対応するためと、

地域での見張りの意味からくる犯罪抑制効果に意味があると考えられる。

「意味がない」と言った発言はその場所が犯罪率が低いこともあったのかもしれない。

それは交番前に警官が立っていたからかもしれない。しかし彼の中では「意味がない」

と感じさせてしまった。

「自分のエネルギーの量は決まっている」

なかなか口には出さないが、無理な仕事を多く指示された場合には

だれしもそう思うのではないか?

その勤務地、職場環境から彼は不満をいだいていたことも考えられる。

警察組織から見ればどうか


組織は規律で成り立つ。

組織の上部にいる人間ほどそのことをわかっているし

また、そのように規律を定めなければ運営が危うくなる。

維持運営をすすめるには規律規則を守らせることが重要となる。

そのために教育、給与手当を支払うものだ。

今回の警官の発言はある意味わかるかもしれないが、それは

規則規律の観点から外れていた。

個人の主張を尊重するにも他の職員も色々抱える不満はある。

規則規律を守らせるように動くのは当然かもしれない。

組織の維持運営に関わるからだ。

分限免職処分とは


分限処分(ぶんげんしょぶん)とは、一般職である日本の公務員で、勤務実績が良くない場合や、心身の故障のために、その職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合など、その職に必要な適格性を欠く場合、職の廃止などにより公務の効率性を保つことを目的として、その職員の意に反して行われる処分のこと。

ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E9%99%90%E5%87%A6%E5%88%86

勤務実績、心身の故障などにより職務の遂行に支障とある。

組織からすれば確かに該当しているようにも思える。

ただし、この処分は横行すると非常に危険な処分である。

確かにこの警官がその処分に該当したかもしれないが、

この処分の発表は「見せしめ」的な要素もはらむ。

今後もこのような処置が頻発すると、現場の警官たちにとって脅威となる。

職務内容に適正がないものと頑張っても成果が出せないもの


「自分のエネルギーは決まっている。」これは自分の限界を述べている場合と、「現場の負荷の多さ」を言っている場合がある。彼の場合はどうだったのであろうか。

「意味がない」は個人的にもしくは現場で思ったのかもしれない。

しかし、組織内でこういった意見を出すには、自分自身が判断できる立場の人間になるか、地道に話し合いを進めていくしかない。話をすすめるにしても他の人間もそうであることを一緒に伝えなければ、「独りよがりの勝手な意見」で終わってしまう。

今回はどうだったのか。

一般の企業だと別業務への配置転換かもしくはそれ相応の評価ということになる。

意見の伝え方で状況が変わることもある。

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